2013-05-29

・アルヨプロジェクト解散!

アルヨプロジェクトは,2013年5月28日に無事に解散しました!



2013-03-27

・世界に出よう。必要な道具はここにある!③〜マイク編(中編)



さて,前回のゆうじろうセレクションの内容を整理してみよう。

ざっくり分けて,
・手軽に使いたいならソニーhttp://goo.gl/Asze2
・ちょっと専門的に凝ったことやりたいならLine6

ってところでしょうか。
僕(コンラッド)の場合はLine6に心が傾いています。
Sonyも簡単でいいですけど,
腕に巻くスタイルが気になる(ダサい)のと,
複数チャンネル(後述)を録音したいからです。
複数チャンネルとは,複数のマイクという意味です。
(正確に何と言うのかは分かりません)

ワークショップで外国の先生をお呼びした場合,
最低でも2つのマイク(先生と通訳の方)が必要になります。

でも高価だし不安だな~
専門的なもの買っちゃって自分で使いこなせるのかな~
というところもあります。専門家から勧められて買ったもので,
いざとなったら使いこなせなかったという経験があるからです。

面倒くさがられることを覚悟で,
世界中のマイクを必要としている初心者の方を代表して,
とことん聞いてみるぜ!

ところで,最近発見したのですが,
購入する前に試してみたい,という方は,
レンタルしてみるといいです。
「カメラ,レンタル」で検索すると,
かなりの数の業者さんが見つかります。

僕が借りたことがある業者さんは
AZAオンラインですが,
Googleで調べたら真っ先に登場したから,
という理由でだけです。

もちろんレンタル料はかかりますが,
何せ高価なので,自分にできるのかどうか?
事前に確かめられれば安心ですよね。


では--hajimari hajimari~♩--


コンラッド ゆうじろう君,結局,何買えばいいの?

ゆうじろう kon君(ゆうじろうはコンラッドをこう呼ぶ)はやっぱり複数のマイクが必要だということで,SonyじゃなくてLine6になりそうだね。

コンラッド オッケー。Line6買うよ。これを話す人につけて,カメラにさせばいいわけかな?

ゆうじろう うっ…そうか,全然分かってない感じだね(笑) いちから説明しましょう。Line6を使うということがどういうことか。。。

コンラッド ありがとう(笑) じゃあ,具体的なシチュエーションでお願いできるかな? “外国の先生と通訳の方の声をビデオカメラでしっかり撮りたい”というシチュエーション。この前,ヴァネッサさんという先生(図1)をお呼びして,ワークショップをやったんだけど,会場のマイクをカメラで拾おうとしたらとてもダメ。音がこもっちゃって全く聞き取れなかったんだ。ヴァネッサと通訳の方の2人の声をマイクにしっかり入れたい。

図1. 来日したヴァネッサさん



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ゆうじろう オーケー。2人分とりたいんだね。こうなってくると,“マイクをカメラにさして終わり”ってわけにいかないんだ。何しろマイクとカメラの距離が離れているからね。下記のようなセットが必要になるよ。詳しくはこれから説明していくから流していいからね〜

1. マイク×2
2. 送信機×2
3. 受信機×2
4. ミキサー1台
5. イヤホン(ヘッドホン)1つ
6. それに付随するケーブル

マイクと送信機・受信機が2つづつになってるのがミソだよ。では,どんな仕組みになっているか説明するね。では下の写真を見てね。こんな感じになるよ↓(図2)

図2. 全体の構成(マイク・送信機・受信機・ミキサー・カメラ)



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コンラッド うっ,なかなか大変そうだね。早速気が引けてきたよ。。。

ゆうじろう まあ最初はね、大変かもしれないけど,1回やってみれば2回目はあっさりできると思うよ。

コンラッド まあそうだろうね~お願いします。

ゆうじろう どうやってマイクで声を拾って,カメラにとどけるか,その全体の仕組みを説明するね。(写真があるから,文字だけで分からなかったら下の方の写真を見てね) まず,ヴァネッサと通訳にそれぞれマイクをつける。(これで2本のマイクだね) 最終的には2人の声をマイクにインプットしたいわけだけど,マイクからカメラまでが線(ケーブル)で繋がっているわけではなく,マイクで拾った声を無線で飛ばすんだよ。何せワークショップの時には先生も通訳も動き回るからね。

コンラッド なるほど。少し難しいけど,分かるよ。マイクで拾った声を,無線にのせて,飛ばすんだね。どうやって?

ゆうじろう そう,どうやって,飛ばすか。(マイクに)送信機というものをつけないといけない。ほら,テレビ番組かなんかでタレントさんがベルトの辺りに何かつけてるの見たことないかな?

コンラッド ああ,あるある。

ゆうじろう あれだよ。まず,ピンマイクを胸元にセットして(後述),送信機をベルトの辺りにつけて,(マイクと送信機を)ケーブルで繋ぐ。

コンラッド 分かる分かる。送信機から声を飛ばすんだね。無線で。

ゆうじろう そうそう。そして,それをキャッチする機械が必要。だって,カメラは無線をキャッチできないから。

コンラッド できないね。(知らないけど。) 

ゆうじろう 送信機から飛ばされた“声”をキャッチするのが受信機。受信機をカメラの近くにおいておく。

コンラッド なるほど。マイクから出た声を送信機で飛ばす。マイクも送信機もヴァネッサの身体についてるわけだね? そして,無線にのって飛ばされた声を,受信機でキャッチする,と。ということはあれかな? ヴァネッサの分も,通訳の分も,全部2つづつ必要なの?

ゆうじろう そうだね。


コンラッド そうだね,って,それは手間だな~。受信機なんて結構でかいじゃん。あんなの2つも買わないと行けないの?

ゆうじろう そうなんだよね~ 今までのところをまとめたよ。この↓写真を見てよ。(図3)「ヘッドセットマイク・送信機・受信機」の3点セットね。ヘッドセットマイクと送信機はハンガーにかかってるやつだよ。コードで結ばれているでしょ? 送信機と受信機の間は,無線で飛ばすよ。ビビビビビーって。ビビビなんて音はしないけどね。(笑)

図3. 3点セット「ヘッドセットマイク・送信機・受信機」


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コンラッド うーむ。。。。面倒くさそうだな…

ゆうじろう まあまあまあ(笑) それで,受信機まで声が来ました,と。受信機が2台あるから,2人分の声がそれぞれ来ているわけだよね?

コンラッド はい。分かる。(ちょっと,くじけ気味) その受信機からカメラに音声を入れるわけだね?

ゆうじろう そう。でもそれぞれの受信機からケーブルを出すと2本になるよね? 受信機が2台あるから。

コンラッド だよね。

ゆうじろう それを1つにしなきゃいけない。

コンラッド 1つに。

ゆうじろう それをやるのが,ミキサー。音をミックスする機械。ミキサー。ハイ,写真はこちら↓(図4)

図4. ミキサー


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コンラッド うん分かる。でもミキサーって結構大きいね。(高そうだしさ。) 簡単に2本分を1本にするプラグとかないの?

ゆうじろう それはね,あるんだ。あるんだけど,あんまりお勧めできない。

コンラッド ほほーなんで?

ゆうじろう ミキサーには,2つの声を1つにまとめる以上に大事なことがあるからなんだ。

コンラッド ほう。

ゆうじろう 例えばね,2人の声の大きさが極端に違ったらどうする?

コンラッド どういうこと?

ゆうじろう 例えばね,大きな会場でワークショップをやることに慣れている先生は,大きな声が出る。体育の先生みたいなものだね。でもさ,通訳の方は,大きな会場ででかい声を張り上げる,なんてことをやってないんじゃない? すると必然的に先生は大きな声,通訳は小さな声,ということになるよ。そういうことは珍しくないよ。2人の歌手がデュエットしてて声の大きさが違うとかね。生で観ている分には気にならないんだけど,音声や映像で観ていると結構気になるもんなんだよね。

コンラッド へ~。それは分かる気がするね~。今までの経験でも,50人の会場だとして(100畳の広さ)先生は「マイクいらない」って言うけど,通訳の人の声がそれに耐えられないもんね。

ゆうじろう そういうシチュエーションあるよね。すると,2人の声の大きさが全然違うから,それをカメラに直接つないじゃうと,アンバランスで聞き取りづらいんだよ。1人は耳元で,1人は100メートルも先で話している感じになるからね。その音量を大体同じくらいに揃えるのも,ミキサーという機械の重要な役割だよ。

コンラッド なるほどね~勉強になるわ。

ゆうじろう 他にも,対談の場合,Aさんの声を左のイヤホンから,Bさんの声を右のイヤホンから,というように割り振ることもできるよ。ミキサーを使えば。

コンラッド ほほ~こりゃ,ミキサーは重要だぞ。

ゆうじろう もちろん,バンドなんかをやる人だったら,ギターの音だけを小さく,ということもできる。要はマイクごとの音の調整をする機械だね。

コンラッド だんだん分かってきたよ。では,まとめるとさ,①声をマイクで拾って,②送信機で飛ばして受信機でキャッチ。③そして受信機からミキサーに送る,ということでいい?

ゆうじろう そう。その通り。そしてミキサーから,今度こそケーブルでカメラにつなぐ。基本的に全部ケーブルで,だね。これ(ケーブルで繋ぐこと)を有線というよ。線(ケーブル)が有る,状態ね。マイクの送信機と受信機の間は無線(線が無い状態)だね。全体の写真を載せるね↓(図5)

図5. マイク・送信機・受信機・ミキサー・カメラ(電源ケーブル未接続)



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コンラッド 分かりやすいね~。ということで,2人分の声を拾いたい場合には,マイク2本・送受信機2台・ミキサー1台が必要なんだね?

ゆうじろう その通り。それらを順番に繋いで,最後にミキサーからカメラに繋げる。これで「仕組み」が分かったね。では,マイクの種類について考えてみよう。マイクにはとりあえず,ピンマイクとヘッドセットがある。他にもあるよ。演歌歌手が使うような手に持つタイプのマイクだね。でも今回はワークショップで使うためのマイクについて考えよう。(演歌マイクも繋ぎ方は全く一緒だから)

コンラッド お願いします。

ゆうじろう 一般的に,色々なシチュエーションを考えると,ピンマイクもヘッドセットタイプも持っていた方がいいと思うんだ。だってハーモニー体操のワークショップなんかで動き回るなら,ピンマイクはガサガサするから,ヘッドセットがいいでしょう? でも誰かにインタビューする時に,相手の顔にヘッドセットのマイクがあったらなんか変だよね?

コンラッド まあそうかな。確かに。するとマイクも2種類(ピンマイクとヘッドセットと)必要だってこと?

ゆうじろう まあ,だって,両方使うでしょ?

コンラッド そうだね~…対談の場面ならピンマイク。ワークショップならヘッドセット。。。。だね。

ゆうじろう それを2人分かな?

コンラッド そうだね。でも対談をとるシチュエーションってあんまりないから,インタビューかな。

ゆうじろう そっかそっか。となると相手の方にだけピンマイクがあればいいかもね。ワークショップはヘッドセットだから2人分。インタビューはピンマイクを相手の方にだけ(コン君の分はなし)で1人分だね。

コンラッド うん。分かってきたぞ。

ゆうじろう では具体的に,買うことを考えていこう。できるだけ安く買えるように。というのは,お店によって全く値段が違うんだよ。必要なものはこれ↓だよ。(最初に載せたリストよりも詳細なリストを作ったよ)

1. ヘッドセット型マイク×2
2. ピンマイク×1
3. 送信機×2
4. 受信機×2
5. ミキサー1台
6. イヤホン(ヘッドホン)1つ
7. それに付随するケーブル

コンラッド うん。確かにこの通り。あとはどう買えば安いかだね。安いといいな,どきどき。

つづく

ここまでの話を動画でまとめておきました。↓



2013-03-22

・今週の鷹の目の一言



おれはね、話がおもしろくないのは軽い犯罪だと思ってるよ。
話がおもしろくない人は、気概がないんだよ。
つまらない話はしないぞ、という気概がまずない。

おれは自分で言うけど、
おもしろくない話ならしないほうがまし、とどこかで思ってる。
ほんの少しでもいいから、somethingを混ぜることができるか。
相手の耳に新しいものを放り込めるか。そういう気概がないくせに、
他人様の耳をちょうだいしようという奴の傲慢さに腹がたつのさ・・

2013-03-03

・世界に出よう。必要な道具はここにある!②〜マイク編(前編)

本編では,マイクについて尋ねています。

製品は探しうる限り最安値のモノを表示しています。なのでリンク先はAmazonだったり、他の店だったりしています。僕(コンラッド)は以前ゆうじろう君から勧められたSONYのHDR-CX560V を使っていますが,どのカメラにあわせてもいいモノを聞いています。

ポリシーは「中学生でもできるように」。機械に詳しくない方でも分かるように聞いていきますので、どうぞご安心を。

はじまりはじまり〜

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コンラッド インタビューの音をよくしたいんだけど,いいマイクないかな?

2013-03-02

・世界に出よう。必要な道具はここにある!①




今の時代は本当に自分のやりたいことを自分で
発信することができる時代です。
少し前までは誰か(テレビ・雑誌等のマスメディア)に
頼まなければいけなかったし,
自分でチラシを配るにしてもお金や手間がかかりました。
ほんの5年前まではそんな状況でした。

でも今はブログやyoutube等でお金をかけずに
発信することができます。既存のメディアでは
できないことが今はできます。

1人からスタートする発信手段を研究しましょう。

アドバイザーは

2013-02-28

・アダム徳永インタビュー

スローセックスの提唱者であり,
愛と性と平和の伝道師・アダム徳永さんにインタビューさせていただきました。


『スローセックス実践入門』(講談社+α新書)

おもしろいよ〜ド直球の方です。(インタビュアーはコンラッドです)


①「そもそも私自身が自分を愛せていない」



2013-02-27

・スピンオフ鷹の目田嶋陽子事件(後半)


前回を一言でまとめると,田嶋陽子応援HPを作ったけど、途中で気持ちが折れたという告白でした。そのワケは? 始まり始まり~

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はっきり申し上げて,私は,反響のなさに挫けたのです。ええ,はっきり言いましょう,もう少し何かほめてもらえると思い込んでいたのです。なかなかいいものが書けた,歌にからめながら田嶋さんの本をそれとなく紹介したりして,これけっこう秀逸なアイデアちゃう?と息巻いていたのです。それが,

ふたを開けてみれば,