Q30 親友と友達と知り合いの違いはなんですか。

Q30 親友と友達と知り合いの違いはなんですか。

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A30 バリ島に移住して3週間，サーファー鷹の目の答え

バリ島に来てから鷹の目は不調です。
いや、人間としては不調ではないのですが、
鷹の目の目がギラリと輝かないのです。
ひたすら暑いからでしょうか。

とはいえ、せっかくいただいた質問ノ数々、何か答えてみようと思います。

鷹の目も最近ふとこう思ったことがあります。

「おれって親友っていないんじゃないのかな」
そんなことをふと思って、おれ大丈夫かな？
おれってさみしい奴じゃないのかな？
という考えがチラッと頭をよぎったのです。

どういうことかと言うと、たとえば、
ぼくが11月の某日が誕生日なのですが、
誰と過ごせばいいのかわからないのです。
恋人や奥さんがいればその人と過ごせばいいのでしょうが、
いまいません。そうなると、
「おれ誕生日だから一緒に騒ごうぜ！」と言える友達はどの友達か、
判然としないのです。

今日は長くなる予感がします。

よくこういう話を聞くことがあります。
中学とか高校の仲良し4人組があって、
大人になってもずっとつるんでいて、
毎年お互いの誕生日には4人で集まって、
お祝いのパーティーを開く、みたいな。

ぼくはこういう仲間を親友というんだろうな～と思ったります。そして、
ぼくにはそういう昔からずっと仲良しという仲間がいません。
その時その時で仲良くしてる人たちというのはいるのですが、
とにかくずっとグループで、誕生日を祝い合う、
みたいな関係は皆無なのです。

具体的にいうならば、
中学の友達でいまでも親交があるのは2人程度、
それでも3年に1度会うか会わないか、
高校の友だちで交友があるのは2人程度、
このまえそのうちのひとりに10年ぶりくらいに会ったばかりです。
大学の友達はさすがに身近で、
5人くらいの友達と年に1度くらい会っています。
ちなみに、今でも付き合いのある小学校からの友達はひとりもいません。
たまにそういうことをさみしく思います。

これは親友というより幼なじみの話だったですね。


ではここで、ぼくなりの「親友」の定義を披露しましょう。
親友とはズバリ、
無人島に誰かたった一人と行かなければならなくなったときに、
即座にお互いを選び合える関係のことです。
もちろん、無人島から帰ってこれる保証はないとして、です。

明日から無人島へ行ってくれ、いつ帰れるかわからない、
誰かと2人組で行くこと。という指令が国民に一斉に出たとします。
まあありえないわけですが、あったとして、
わかりました、じゃあぼくはS君と行きます！と即答した。
S君も、自分の知らないところで、自分を選んでくれていた。
そしてお互いにそうするであろうことがわかっていた、
という関係です。それは間違いなく親友と言えますよね。

もっと簡単に言っちゃいますと、
学校のクラスで遠足とか何かに行く時に、
先生が、「じゃあ誰でも好きな人と2人組をつくってくださーい」
と言ったとします。
そのときに、さささ、っとお互いに選びあって2人組になれる関係です。
もう何の迷いもなく。それを親友と呼びたいと思います。

あなたはそういう友達がいますか？

ぼくはいません。
そこまで躊躇なくお互いを選び合える友達はいないですね～。
それを時々、さみしいことだな、と思ったり、
いや、むしろそういうもんでしょう、
と思ったりしています。

親友については、そこまでしか言えませんね。今のところ。
とりあえず、それが親友と友達の違いね。


友達と知り合いの違い。

これは難しいね。おれも考えたことないわ。
まず、整理として、上下の関係があるか、があるよね。
たとえばあなたが学生なら、
先生は知り合いであっても友達にはならないと思う。
少なくともあなたが卒業するまでは。
どんなに仲良くても知り合い、先生だから。
でも卒業して、お互い大人の付き合いになって酒とか飲みだせば、
元先生の友達、という感じになるのかな。
まあ、そんな感じで、友達と知り合いの境界はあいまいで、
sある意味どうでもいいことに思えるけど、どうでしょう。


それより親友のことが問題だよね。
問題じゃないのかな。
お互いを選びあうような親友がいないってさみしいことかな。
ちょっとコメントであなたの意見を教えてくれないかな。
おれ、深刻にじゃないけど、たまに思い煩うよ、この件に関して。



鷹の目Q&A....... バリ島に移住して3週間。サーファー伊藤鷹は，どんな質問にも答えてやるぜ，と意気込んだはいいが，バリ島ののほほんとした空気にやられ，ギラリと光る目がどこかぼんやりしてしまった。のほほんとすると創作意欲は減退するのか，その中で苦悩している様なそれでもいい様な，いややっぱりよくないような，のほほんとした日々は続くのである。