2011-08-18

Q2 コクリコ坂ってどうですか?


Q2 コクリコ坂、大好きなんですけど、どうでしたか?




A2 takaの目

コクリコ坂はね、
なんだろうなー。
いろんな言い方できるんだけどな。
まあ、惜しい映画という感じかな。



たとえばジブリの似た映画でさ「耳をすませば」ってあるよね。
おれあれ大好きなんだけど、とくのあのなかで、
おじいちゃんたちがわらわら出てきてカントリーロードを演奏するシーンとかあるじゃない。あそこはもうあんな一夜があったら奇跡だね、っていう感じだよね。音を出すシーンでその音がもう最高というかね。

コクリコにはそういう、バーっと魂をさらっていくようなシーンがあまりなかったなっていう気がするね。
内容うんぬんじゃなくて生理的な部分で、「連れてかれたなあ」っていう感覚がなかった気がする。そこがちょっと物足りないね。

とはいえ、ぐっとくるいいシーンがいくつかはあった。
でもネタバレするからね、書くならもうちょっと後になってからかなw


あとね、まあ内容でいえば、
見てる当初は、あーあ、全共闘世代の青春ごっこ見せられるのかよ、って鼻白んだね。今はそういう無邪気な時代じゃないのになーって。
でもその反面でね、男のほうの主人公が新聞部にまさに青春かけてるさまにうらやましくなったよね。文系なのに青春かけられるのか!ってw

おれそこに反応したかも。
体育会系ならまだわかるよね。全国大会優勝!みたいな。
でも、文化系であんなケンカするほど盛り上がれて、っていうのに、いいなーって。ほら、単純に勝ち負けじゃないところで青春を燃やすってどういうことなんだろう?ってね。
そういうことがおれのやりたいことなんじゃないかってこころの奥がチクチクしたね。


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鷹の目Q&Aとは、アルヨプロジェクトの頭脳・伊藤貴之が、
聞かれたことには何でも答えていくコーナーである。

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