2011-08-30
Q9 天才・玉置浩二の歌についてどう思いますか?
Q9 ところでtakaさん,この曲,どうですか? 最近,マスコミに不本意な形で取り上げられることが多い玉置浩二ですけど、最初の語りがまたいいんですよ。
A9 鷹の目鷹の心の目
小学生のときの恋心のことを考えていました。
というか、このまえ、ふとした寝起きに、ふわっとある感覚が蘇ったんだけど、小学生のたぶん3,4年生ぐらいの教室にいる感じ。
斜め前くらいの席に、気になる子が座っている。
ぼくは、チラ見するだけで迫り来るドキンドキンに打ちのめされている。
顔があげられず耳が遠くなっている。冷や汗がでるような感じ。
誰でも経験したことだと思う。
先日、ある昼寝をした寝起きに、突然その感じがふわっときたんだけど、夢で見ていたのかもしれないけど、そのときハッと思ったのは、忘れていた!ということ。
覚えているつもりで、忘れていた、あの空気感。
あのね、小学校の時だれだれちゃんを好きだったな~、とか、
あのバレンタインの日は緊張したな~とか、そういうことは覚えているんだよね。アルバムとか見ながら思い出すし。で、あーあのころは純粋だったなーとか、いい時代だったなとか思うんだけど、ちがうんだよね。
やっぱり忘れているんだよね。すっかり。
あの、ドキドキでもう朝登校するときからいやになっちゃうような、あの空気感はすっかり忘れていたんだなって。体感的な空気感ね。
まあ、ちょっとここまで書いて、いまいちだったかなと思うから、早々とまとめに入るけど、この歌の「あの頃」っていう題名に反応したのかもしれない。
いま書こうとしてる「あの頃」は、
まず、ドキドキしている。そのことに気づかない。「あ、おれドキドキしてる」とか思うはずもない。ただ、なんか、学校いくのがコワイ。
教室に入る。あの子がいる。なんでもないのにつらくなる。クラスメイトにバレたくないと思う。まだ「好き」というボキャブラリーがない。「気になる」というボキャブラリーもない。ただ、チラチラ見てしまうし、見るとドキッとしてつらくなる。そんなになってることに焦る。誰にもバレなきゃいいと思う。まだ「恋」というボキャブラリーは皆無である。
最近の小学生とか、他の人のことはわからないけど、そういう頃だったと思うんだよね、男子の9歳10歳って。
さて質問。これは「恋」なのだろうか。
付き合いたいわけじゃない。一緒にデートしたいわけじゃない。キスなんて考えすらしない。ただ、席が近くなるといいな、とかは思う。けど、関係をどうにかしたいわけじゃない。ただ、なんか巻き込まれて圧倒されてボーっとしてる。「あ、私恋してる」みたいなのはゼロ。第一、誰にも言いたくない。自分由来じゃないもの。
「本当の自分」などということを心配する必要のまったくなかった頃っていうのがある。あるとしたら、人にバレたらいけない、こんなこと思うのはいけないんじゃないか、って隠すのに必死で、よもや探したり確かめたりする必要なんかあろうはずもなかった頃というのがあるんだね。
あれ?やっぱりきれいごと書いてるかな?
いつでも胸いっぱい、それが玉置浩二なんだ。
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鷹の目鷹の恋心Q&Aとは…
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