2011-09-02

Q10 心理系の対談相手なら『トップを連れてこい』という気持ちに変わりはありませんか?





Q10 昔、鷹さんは、心理系の対談相手なら「『トップを連れてこい』って思ってるんだよ」と言ってましたが、その気持ちに今も変わりはありませんか? その真意は?


A10 伊東鷹の目鷹さんの答え

変わらないね。
やっぱりね、本当に興味があるからだろうね。
もう本物の話しか聞きたくないよーってことだね。

トップっていうのは、業界の重鎮ってことじゃなくて、
いわゆるホンモノだあ、って感じさせてくれるような人じゃないきゃいやよ、ってこと。
じゃないと面白くないからね。

で、そういうお前は何様だよってなると思うんだけど、

心理という分野ではそうならないんだよね。
えっと、いわゆる「正しさ」とか「詳しさ」みたいなことなら、おれぜんぜんダメよ。
たとえば、認知行動療法って知ってるの?っていわれた、よく知りませんって言うしかないし、
カウンセラーとしての臨床経験は?って聞かれたら、ゼロ人です、っていうしかない。

ただの素人じゃねーか、ってことになっちゃうんだけど。
でもね、心理学ってこころのことを研究するわけでしょう、
そんでね、心ってさ、個別なんだと思うんだよやっぱり。
心一般って、ちょっとないかなって。
んーなんというかねー。つまり、心理学の大御所と対面したとしても、
おれはおれの心を持っている、という1点で勝負できると思うんだよね。
おれの心はあんたの心と同じじゃない。共通点もあるけど、同じじゃないし、
おれはおれの心を一生かけて生きていくっていう1点において超対等なわけだよね。

で、おれが興味あるのは、やっぱりおれの心どうなってんの?ってことだから。

だから、おれが心理系の対談をしたいって思うってことは、
その人と話すことでおれがおれの心について何かもっとわかるようになるのか?ってことだから。
そんで、お前のこころはどうなってるの?ってことで、
その次元で対話できるひとを呼んでこいや、ってことだからね。

なんとか理論とかの話をご拝聴したいとは思わないっす。


あれ、なんかちょっとちがうかなあ。言いたいこと。
やっぱりね、面白い話を聞きたいってことだよね。
日本なら吉福さんの話が抜群に面白いもんね、やっぱり。
吉福さんの話きいちゃったら、もう他の学者と話さなくていいかな、って思っちゃうよね。
そういう具体的なことなのかもしれない。

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